前回のお話は、東京でのできごとでした。
今回のお話は、山の中でのできごとです。
田舎暮らしの夢への第一歩を踏み出すために、かぼちゃの収穫が終わる頃に、関東近郊の山の中へ引っ越してきました。
晩秋、100坪ほどの庭には金色の落ち葉が敷き詰められ、太陽の光が優しく、とても美しい光景に、「やっぱり山の暮らしは素敵だわ!」
深い雪に覆われる長い冬が終わり、雪がとけた庭には、真っ黒の土が。。。
上を見上げると、まだ硬い芽をつけただけの木の枝の間から、太陽が「たっぷり」と暖かく差し込んでいます。
再び新しい命がお腹に宿っていた私は、毎日少しずつ増えてくる森の緑に感動し、庭に生えてくる雑草でさえ、いとおしくて。。。
「よしそろそろ、庭に畑を作ろう!!」
実は、子供達とこの本を読んで、畑作りの計画はもう冬の間にしてあったのです。
【ぐりとぐらのいちねんかん】
まるで私達の生活を絵本にしたような、ぐりとぐらの12ヶ月。
春になるのが待ち遠しくて仕方がありませんでした。
まず大切なのは、計画。
いただきものの大きなカレンダーの後ろに、蜜蝋のクレヨンで、子供達と一緒に、庭の図面を描きました。
どこに大きな木があって、どこに岩があって、、、どこに何を植える?
子ども達はせっせと、トマトの絵や栗の木の絵を描き込んでいます。
夏に備えて、蚊避け用のマリーゴールドの種も蒔いて。。。
その時の私は、ここが有名な「避暑地」であることをすっかり忘れていました。
日々大きくなるお腹を支えながら、子どもと畑作りに精を出す日々が始まりました。
まずは、木の移植をしよう!
庭ははっきりいって、小さな「林」になっていたので、3m以内の灌木は抜いて、庭の裏に移植し、畑のスペースを作ることにしました。
私の背の高さほどの木なら、すぐに抜けるかと思ったのですが、、、ほってみたら、何本もの木の根っこがからまりあっていて、、、ほってもほっても抜けない!!
切り倒すのはかわいそうで、毎日、鋤とスコップで庭中を掘り返し、長い根っこをほどいて、抜いて、運んで、植えて、、、抜いて、運んで、植えて、、、抜いて、運んで、植えて。。。
やっと12畳分と6畳分の畑のスペースができました。
今度は石拾い。
庭中におちている、大人のこぶし大から頭大の石をどけることに。
一輪車(ネコ)にどんどん石を載せて、どんどん、どんどん、、、切りが無い。
それでも、とにかく見えている石を子どもと一緒に拾い続けました。
「この石じゃまだね。子ども達で堀りだしてくれる?」
子どものこぶしほどの石だと思ったのですが、、、ほってもほっても、ほってもほっても、、、
「おとーさん、がんばれ!」いつの間にか、主役は夫に。。。
とうとう、子どもの体ぐらいの「岩」が姿を現しました。
でも、まだまだ全体の大きさはわかりません。
まだまだ掘りたい、子供達と夫。
「赤ちゃんが生まれる前に畑を作れたら、また掘っていいから!」
ということで、とりあえず埋めなおすことにして、6畳分の畑は諦めることに。
自然農法なら、すぐにでも種をまくところですが、ちょっと気になることがあって、大きな畑を掘り返すことに。
すると、でてくるでてくる、大小さまざまな石が。。。そして大量の栗&どんぐりの実&枝&葉っぱが。。。
ここは冬が寒すぎるので、なかなか地上に落ちたものが腐敗しません。
黒い土は表面のほんの1cmぐらいだったのです。
しかたがないので、深さ30cmほど掘り返すことに。
私がスコップで一輪車に土をいれて、子ども達が石をどけて、その土をまた畑に戻す。。。
1週間かかりましたが、「これでやっと野菜を作れる!」という思いでがんばったので、全然辛くはありませんでした。
ひとつひとつ穴をあけて埋めた種。
時間はかかっても、ひとつひとつ芽がでてきました。
梅雨に入る前に畑の整備が終わって良かった!!
梅雨の晴れ間には植物がぐんと生長すると聞いていたので、わが畑の野菜たちがなかなか本葉をださなくても、あまり気にしていなかったのですが。。。
そして皮肉なことに、幸せいっぱいの特別な日に、大ショックな事実に気がついたのです!!
続きはまた今度。
遅くなりましたがリンク完了しました。まとめちゃったのですが、分けたほうが良いですか?