【椎の木学校−「児童の村」物語】
この本を読んだとき、私はとても悲しくなってしまいました。
自分はこのような教育を受けることができなかったからです。
私はこのような教育を受けたかったのです。
いつも優等生であることを求められ、家でも学校でも常に人の視線を気にして過ごした子供時代。
無邪気に遊ぶことも、好きなだけ本を読むことも禁じられて、学校での暴力におびえながら通った義務教育時代。
がんばること、目立つことを非難された高校時代。
気が付いたら、自分が何をしたいのか、何をしていると嬉しいのかさえわからなくなっていました。
原因不明の熱が続くようになり、結局体調を壊してしまっために、唯一の大学入試に失敗してしまいました。
しかし、初めての失敗のお陰で、私は親の呪縛から解き放たれたのです。
予備校に行かずに、バイトをし、初めて手にした自分のお金でずっとやりたかったことを始めました。
自分のやりたいことをやりたいようにやったその1年は、思い出すと恥ずかしいほど馬鹿げてもいますが、まぶしいほど輝いてもいます。
自分のやりたいことを考える時間を初めて持ち、自分の夢について考える幸せを知りました。
結局、翌年親の望む大学、学部へ進学したために、自分が本当に学びたいことはバイトをしたお金で、夜の専門学校に通って勉強しました。
その後も寄り道回り道ばかりしましたが、自分の行動に責任をもつということを浪人時代にしっかり学んだおかげで、自分の夢を1つずつ実現させることができました。
それにしても、今の生活に必要な知識は子供を妊娠してから、本を読んだり、セミナーへ参加したりして入手したことを考えると、学校とは一体なんだったのだろうかと思ってしまいます。
椎の木学校は、今のフリースクールの模範ともいえます。
しかし、椎の木学校は、教育のことを真剣に考える親の子供が通っていたという点で、不登校対策のフリースクールとは異なります。
どちらかというと、シュタイナー教育を実践するためのフリースクールに近いと思います。
大正時代には、既存の教育システムに限界を感じた親が行動を起こしていたということに驚きを感じました。
子供達が学びたいことを学ばせることができる学校。。。
一人一人の個性を尊重し、一人一人の能力を伸ばす教育の方法がここにはあります。
椎の木学校ではいじめがおこる必要がありません。
生徒が自ら考えて計画し実践する。。。
それが当然のことのように行われる学校。
生きる力と知恵を育ませることのできる学校。
自分の夢についてじっくり考える時間があり、
その夢を真剣に聴いてくれる教師や仲間のいる学校。
自分の子供達はこのような学校で学ばせたい!!
そのためには自分で学校をつくるしかない??
いいえ、このような教育をめざしている学校は日本にもあるのです!
明日は現代の椎の木学校の紹介をします。
現代の教育に何の疑問ももっていない方、今の教育はおかしいと思うけれどどうしたら良いのか分からない方にぜひ読んでいただきたいと思います!!
本はすでに絶版になっていて、古本も残り少ないそうです。→
そういうことをしていたなんて初めて知りました。
椎の木学校、私も感動しました。
現代の椎の木学校のお話楽しみに待っています。